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AFFINGER6のデザイン済みデータで簡単カスタマイズを始める方法

AFFINGER6(アフィンガー6)は、WordPressのテーマの中でも非常に高機能なものとして広く知られています。特に「デザイン済みデータ」を使うことで、プロが作ったような美しいデザインを簡単に取り込むことができる点が魅力です。本記事では、初心者でも安心して取り組めるよう、AFFINGER6の「デザイン済みデータ」を使ったカスタマイズ方法を詳しく解説していきます。

デザイン済みデータとは?

まず、「デザイン済みデータ」についてですが、これはAFFINGER6が提供する、事前に作成されたデザインテンプレートのことを指します。このテンプレートを使えば、自分で一からデザインを考えなくても、完成度の高いサイトをすぐに作り上げることができます。これらのデザイン済みデータは、公式サイトから簡単にダウンロードでき、シンプルなものから、かわいらしいスタイルまで、幅広いデザインが揃っています。

デザイン済みデータを導入するための準備

デザイン済みデータを導入するには、いくつかの準備が必要です。ここでは、3つのプラグインをインストールする手順について説明します。

1.Customizer Export/Importのインストール

「Customizer Export/Import」は、カスタマイザーで設定したデザインデータをインポートするために必要なプラグインです。このプラグインを使うことで、サイトの外観設定を簡単に引き継ぐことが可能になります。

  • インストール方法: WordPress管理画面の「プラグイン」>「新規追加」から検索欄に「Customizer Export/Import」と入力し、表示されたプラグインをインストールして有効化します。

2.Widget Importer & Exporterのインストール

「Widget Importer & Exporter」は、ウィジェットの設定をインポートするためのプラグインです。このプラグインを使うことで、ウィジェットエリアに配置したコンテンツを簡単に引き継ぐことができます。

  • インストール方法: 「プラグイン」>「新規追加」で「Widget Importer & Exporter」を検索し、インストールして有効化します。

3.データ引継ぎプラグインのインストール

「データ引継ぎプラグイン」は、有料プラグインですが、AFFINGER管理データのインポートに必要です。これを使うことで、テーマのデザインを一括で適用することができます。

  • インストール方法: 購入後、WordPressの「プラグイン」>「新規追加」>「プラグインのアップロード」からインストールし、有効化します。

デザイン済みデータを設定する手順

準備が整ったら、いよいよデザイン済みデータをサイトに設定していきましょう。以下の手順に従って、デザインを簡単にカスタマイズします。

1.デザイン済みデータのダウンロード

まずは、公式サイトから利用したいデザイン済みデータをダウンロードします。利用規約に同意した上で、希望するデザインを選び、ダウンロードしてください。

2.カスタマイザー用データのインポート

ダウンロードしたデザインデータには、「DATファイル」が含まれています。このファイルはカスタマイザーの設定データです。これをインポートするために、先ほどインストールした「Customizer Export/Import」を使用します。

  • 手順: WordPress管理画面の「外観」>「カスタマイズ」に移動し、「エクスポート/インポート」セクションでDATファイルをアップロードします。

3.ウィジェット用データのインポート

次に、ウィジェットの設定を引き継ぐために「WIEファイル」をインポートします。これにより、ウィジェットの配置や設定を簡単に引き継げます。

  • 手順: 「ツール」>「Widget Importer & Exporter」を選択し、WIEファイルをアップロードしてインポートします。

4.AFFINGER管理データのインポート

最後に、AFFINGER管理データの「JSONファイル」をインポートします。このファイルにはサイトのメイン設定やデザインが含まれており、これをインポートすることでサイト全体にデザインが適用されます。

  • 手順: 「AFFINGER管理」>「データの引き継ぎ」からJSONファイルを選択し、インポートします。

データ引継ぎプラグインを使わない設定方法

「データ引継ぎプラグイン」を購入しない場合でも、手動で設定する方法があります。これは少し手間がかかりますが、公式マニュアルを参照しながら一つずつ設定することが可能です。

1.手動でAFFINGER管理を設定する

デザイン済みデータを手動で設定する場合、まず公式サイトのマニュアルを参考にしながら、AFFINGER管理画面の各設定項目を手動で入力していきます。これにより、プラグインを使わずにデザインを適用することができます。

2.カスタマイザーとウィジェットの設定

カスタマイザーとウィジェットに関しては、前述のプラグインを使って設定を引き継ぐことが可能です。これらのプラグインを使うことで、デザインの大部分を簡単に移行できます。

デザイン済みデータの設定後のカスタマイズ

デザイン済みデータをインポートした後でも、サイトの細かい調整やカスタマイズが可能です。以下のポイントをチェックして、さらに魅力的なサイトに仕上げていきましょう。

1.色やフォントの微調整

カスタマイザーを使って、サイト全体の色やフォントを微調整することで、よりオリジナルな雰囲気を加えることができます。

2.ヘッダーやフッターの調整

ヘッダーやフッターについても、デザイン済みデータをベースにしながらカスタマイズを加えられます。メニューの配置やSNSリンクの設定などを行い、サイトのナビゲーションをさらに整えていきましょう。

3.サイドバーやウィジェットの配置

サイドバーやウィジェットの配置も、デザイン済みデータを元に再調整することができます。必要に応じて、新しいウィジェットを追加することで、サイトの利便性や見た目を向上させることも可能です。

まとめ

AFFINGER6(アフィンガー6)のデザイン済みデータを活用することで、初心者でも手軽にプロフェッショナルなサイトデザインを実現できます。この記事で紹介したプラグインや手順をしっかり活用しながら、ぜひあなたのサイトを魅力的に仕上げてください。デザイン済みデータを基にしたカスタマイズが終わったら、さらに細部の調整を行って、オリジナリティ溢れるサイトを目指しましょう。

  • この記事を書いた人

ara

【AFFINGER6を使ってブログ初心者でも思い通りのサイト運営ができる】をテーマに記事を発信。高校生からブログを始め、特化型ブログでは1年以内に最高月30万PVを達成。特化型ブログの経験を生かし、「MyHP」を立ち上げました。

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